導いてくれた恩師③
恩師の入院生活の中、meiは毎日のように、病院通いをしていたので、
その喜怒哀楽する様子や、
わずかに残された命を、見据えた言葉が、ずっしりと残っています。
俳優、脚本家、監督…とキャリアを重ねて、恩師がようやく、本当に自分がやりたかったのは、「書く」ことだと、話をしていましたが、
そんな恩師が入院中、病院通いの最中に、私は、1つの答えにたどりつきました。
自分が、その恩師の立場のように、残りわずかの命だと知ったなら、何をしたいのだろうか?
と問いが生まれ、そのとき、
"音楽だ、音楽がしたい"
とはっきり、浮かんだのでした。
忘れられない瞬間で、はじめて、目の前が晴れたと感じました。
そのときの、実感を覚えておくために、書にもしたため、保管してあるほどのことでした。
そうなんです、
この体験があり、私は、音楽と改めて向き合うことになりました。
そして、いまもテーマに掲げる、
「もやもや探検」
"もやもやの中から、自分だけの答えを探す"
という言葉を選ぶにいたったのです。
~つづく~
◆恩師、高田拓土彦が手掛けた作品は、たくさんありますが、
『さよなら夏休み』
という映画の原作、脚本も、そのひとつです。
なんと、yasuhaさんの故郷にも関わりのある、岐阜県郡上八幡のお話。
映画のロケハン(ロケーション・ハンティング=主に屋外のロケ地(=スタジオ外の撮影場所)を探すことを指す)のために、郡上八幡へ向かい、とても素晴らしい土地や、協力してくれた方々のことも、語っておられました。
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